PEOPLE04

－現在の仕事について教えてください。

水素を車に充填するディスペンサーの設計および開発を行っています。私が主に担当しているのは、ディスペンサー内部の配管設計や筐体の設計など機械関係です。水素ガスを車に充填する際は非常に高圧な状態で取り扱われます。そのため事故などが起きないよう、強度計算などにはとても気を使って業務にあたります。また、水素の技術はまだまだ発展途上にあるため、規制緩和などに応じた新しい仕様を日々柔軟に取り入れていく必要がありその点は難しいと感じています。

－仕事で感じるやりがいや面白さはどんなところですか？

自分が設計、開発した製品が実際に現地で使用されているのを見た際にはやりがいを感じます。また、お客様からお褒めの言葉を頂いた時は特にうれしいですね。水素の分野は新しいことに積極的に挑戦できるため、自分自身のスキルアップも感じることができます。また、水素関連事業は脱炭素社会を目ざす中で世界から注目されている分野です。今エネルギー業界が変わっていく現状に立ち合えている機会を存分に活かし、自分自身が水素社会を牽引していくという気持ちで日々働いています。

－入社前と入社後で会社の印象の違いはありますか？

入社前は部署ごとに仕事をしているという印象でしたが、実際は設計だけでなく営業や製造など様々な部署と助け合いながらプロジェクトに取り組んでいます。 以前、お客様からの要求仕様を見落としてしまったことがあったのですが、他部署の方からの指摘やアドバイスによって気づくことができ、要求通りの設計を行うことが出来ました。常に幅広い視点から意見を頂ける環境にあるため、技術者としてより良い設計ができると感じています。