PEOPLE05

－現在の仕事について教えてください。

ガソリン計量機の新製品開発業務に携わっています。ガソリン計量機は自動車を必要とする生活基盤には必要不可欠なインフラ機器です。またガソリンという危険物を扱う機構ですので、高い安全性も求められます。
使いやすく安全なガソリン計量機を実現させるため仕様検討、製品設計、 製品評価（評価内容の検討、評価試験実施） を確実に実行しています。

－仕事で感じるやりがいや面白さはどんなところですか？

実際に現地で製品が使用されているのを見る時は感慨無量です。以前現地調査で台湾に出張に行き、 自社製品が海外で使用されているのを見て「今後も世界中で広く使用されるよう計量機を開発していこう」と感じました。そのために日々心がけていることは、相手に伝わりやすい資料や図面を作成すること。そしてなぜこの仕様・形状にしたのか、という設計の根拠を常に考え、設計過程を明確化することです。環境保全の観点から脱石油、脱炭素が進みガソリンスタンドが減少する中ですが、より付加価値の高い計量機（過疎地向けの移動給油が可能な計量機、環境保護のためのガソリン蒸気回収機能付き計量機、次世代燃料対応計量機など）を開発することによって業界の変化に対応していきたいと思っています。

－入社前と入社後で会社の印象の違いはありますか？

製品設計に携わる中で調達、製造、品質保証などといった数々の部署とやりとりをしながら、それぞれの視点で製品をよりよくするための議論がされていることを入社前は知りませんでした。部品調達面で課題はないか、どうやって品質を保証するか、メンテナンス性はどうかといった観点を踏まえてチームで開発ができていることを実感しています。