Aboutトキコを知る

01私たちのルーツ

計測技術で
エネルギーインフラを
支え続けてきた歴史

1937年に創業した東京機器工業(株)が、1950年に計量機販売事業を分社することによって誕生したのがトキコ油器(現・トキコシステムソリューションズ)です。日本社会のモータリゼーションを見据え、ガソリン計量機(給油機)など、ガソリンスタンド用の機器に特化したメーカーとしてスタートしました。1961年には特定建設業の許可を取得し、ガソリンスタンドそのものを建設する企業へと飛躍を果たしています。創業以来今日まで、燃料油・薬品などの液体や各種ガス等の「流体」を計測・制御する技術を磨き、日本のエネルギーのインフラを支え続けています。

  1. ターニングポイント01

    ガソリン計量機の開発が
    トキコの礎に

    1950年代の自動車の普及とともにガソリンスタンドも増加。ガソリン計量機のニーズの高まりが成長への第一歩に。

  2. ターニングポイント02

    気体エネルギーの領域にも
    事業を拡大

    LPガスや天然ガスを燃料とするガス自動車にエネルギーを充填するディスペンサーを開発。事業領域をさらに拡大する。

  3. ターニングポイント03

    セルフガソリンスタンドの
    普及とともに

    2010年頃、セルフガソリンスタンドの建設ラッシュに伴い、セルフ型ガソリン計量機の需要も拡大。大きな成長の契機に。

  4. ターニングポイント04

    未来を見据え
    水素エネルギーの領域へ

    2015年、燃料電池自動車に水素を充填できるディスペンサーを開発。次世代エネルギー事業にもいち早く取り組む。

詳しくはコチラ

私たちの使命

02私たちのいま

エネルギーの安定供給。
そのために必要な
5つの事業を展開。

今、トキコは流体を測り制御する技術と危険物施設を建設してきたノウハウを活用して、エネルギーインフラを支える幅広い事業を展開しています。産業や社会における幅広い領域の製品・サービス・ソリューションを組み合わせ、燃料供給のBCP対策※や低炭素化にも対応した、強くしなやかで安全な、次世代へとつながる産業・エネルギーインフラを提供しています。
※企業が緊急事態時に事業継続するための手段を決めておくこと

エネルギーソリューション

エネルギーステーション事業

ガソリン計量機などの製品の製造・販売から、サービスステーションや自家用給油所の建設、さらには環境保全事業に至るまでをトータルに展開しています。

#ガソリン計量機国内シェア約40% #災害に強いステーション #エネルギーロスを減らす

インフラエンジニアリング

水素ステーション事業

高精度で安定した計測・充填ができる水素ディスペンサーを開発。国や地方自治体とも連携しながら、水素ステーションの普及に取り組んでいます。

#全国53か所の水素ステーションで採用 #未来のモビリティ社会 #日進月歩の進化

ファシリティーズ・
エンジニアリング事業

鉄道や船舶・航空の給油設備、薬液や水溶液などの供給設備、BCP対策として災害時に備えた燃料供給設備など、各種エンジニアリング事業を展開しています。

#多種多様な危険物を扱うノウハウ #災害時でも1週間は発電可能 #流体の危険物を扱うプロ

計装関連製品事業

創業以来培ってきた「流す・計る・供給する」技術をベースに、液体向け流量計、ガスメーター、緊急遮断弁制御機器をはじめ、さまざまな計装関連製品を提供しています。

#半導体分野での活用 #1秒の1億分の1を計測 #医療機器の開発支援

保守サービス事業

製油所・油槽所の各種流量計やシステム機器、ガス制御機器からサービスステーションなどの各種給油設備までを対象に、全国のサポート拠点で点検・修理を実施。消防法で義務づけられた地下タンクの漏洩検査では、最新のナノテク技術によるセンシングと高度な解析ソフトを活用した「ナノタンクテスト」を実施しています。

#ニュースにならないインフラ整備 #環境保全 #ICT

03私たちの未来

これからの
エネルギーインフラを
支える使命

トキコが培ってきたセンシング技術や、危険物を安全にコントロールするノウハウは、「石油」だけに特化したものではなく、他のエネルギーにも応用が可能です。脱ガソリン、脱炭素社会へと世界が舵を切るなか、トキコはガゾリン・LPガス・天然ガス・電気・水素のエネルギーが供給可能な「マルチエネルギーステーション」実現を見据えた取り組みを進めるなど、時代のニーズに対応したエネルギーの安定供給のあり方を追求し続けていきます。

トキコだからできること

水素エネルギー

国内でもトップシェアを競う水素ディスペンサーの独自技術や品質の高さは、海外からも注目され、韓国やASEAN諸国を中心に市場が広がりつつあります。

ICT技術

これまで人の手や目で行ってきた危険物を扱う業務の点検作業などにICT技術を導入して、人への負担やリスクを軽減する。そんな取り組みも始めています。

AIプロジェクト

画像認識技術により、安全を監視する技術開発・実証試験が開始されています。ガソリンスタンドなどの危険物施設の監視をAIがサポートし、人の負担軽減やエネルギーの安定供給に貢献していきます。

危険物のプロ

薬品メーカー、素材メーカーなどエネルギー分野以外のプラント建設においても、危険物を安全かつ正確に計測するノウハウを活かして技術を提供しています。

トキコは創業以来、燃料油、薬品、超純水などの液体や、
各種ガスなどの流体の流れを計測・制御する技術を追求し続けてきました。
さらに多種多様な危険物設備を建設してきた経験から、
危険物に関する取り扱いや法令対応などについても豊富なノウハウがあります。
建設からメンテナンスまでをトータルに手がけ、
全国の拠点から安心の保守メンテナンスが提供できるのも大きな強みです。

確かな技術とノウハウでトータルエンジニアリング⼒を発揮